医者のタメ口が多い理由
あれ、不快ですよね
調べてみました
理由１、緊張をほぐすため
人の命を扱う医療の現場ではどうしてもカタイ雰囲気になりがち。
そのため、あえて砕けた話し方の方が効果的だそうです。
例えば、
「高齢の夫人が胃カメラを勧められた」というシチュエーションで考えたみたいと思います。
タメ語の場合
「おばあちゃん、そんなに心配しなくても大丈夫だよ。最近の胃カメラは細いし、昔ほどキツくないよ。眠って検査することもできるんだよ」
丁寧語の場合
「患者様。胃カメラには、出血、穿孔、ショックなどの偶発症が存在します。学会の報告では、胃カメラの偶発症は0.005％、死亡率は0.00019％、鎮静剤の偶発症は0.0013％となっております。比較的安全ですが、まったく危険がないわけではございません。どういたしますか？」
どうですか？
確かに前者ですね。
でも、必要以上にタメ語な気もします。
なんか、偉そう。
んで、さらに調べました。
理由２、思想が埋め込まれている。
それは、
というのをご存知ですか？
1971年
アメリカ
スタンフォード大学心理学部
心理学者が普通の人に特殊な肩書きや地位を与えるとどうなるかを実験しました。
実験は、普通の大学生など21人を、
カウンセリングしていた牧師が事の重大性に気付き中止を要請することになります。
強い権力を与えられた人間と持たない人間が狭い空間にいると、
なんらかの権力を有している人は、知らないうちに自己中心的、攻撃的になっている可能性があります。