私はホームレスだったことがあります
半年くらいですが。
18の夏でした。
イレズミを入れると親に言ったら追い出され、仕事場(当時は建設業)の近くの公園で寝泊まりしたのが始めでした。
こういうときに人に頼らず自分独りでどうにかしたくなるのは私の特長の1つです。
3日目くらいで他のホームレスと仲良くなり、みんなでコンビニのごみ袋なんかを漁る毎日でした。
金も使わないし、一生これでいいやとか思いながら
昼は暑いからゴロゴロ
気が向いたらパチンコ屋でコイン拾って景品にしたり
夜はゴミ漁り
ウロウロウロウロ街を歩いたり
それはもう、本物のホームレスでした。
んで、半年くらいで
よっしゃ彫師になるべ。ってなりまして
公園を出ました。
水戸の千波湖ってとこなんですが、
先日、10年ぶりに行ってきました
あそこまだあるかなぁ?
誰々はいるかなぁ?
めっちゃドキドキ
高鳴る鼓動を抑えながら
足早に当時の住み処に行ったところ
逝ったああああああああ
家逝ったああああああああ
なくなっとるうううううう
しかも、
あんなにいたホームレスが一人もいない
きっと、住んじゃダメって言われたんだ。
悲しい。
このあと体を洗っていた水道やらよくゴミを漁っていたコンビニやらを徘徊して思い出にふけりましたとさ。