痛みとは

多忙の極みで久しぶりの更新になりました。

私は三足のワラジで
タトゥー屋と
フレブルのブリーダーと
ドッグランの経営と
3つの仕事をしております。

今回初めて1人でブリーディングを行いまして、
多忙を極めました。

15分睡眠を1日に何度か取るような感じで、
寝る暇もない
とは文字通りで。
食べる暇すら無いといった感じでした。

死ぬかと思う反面、
非常にやり甲斐はありました。

無事に全て売り切れになりまして
いわば大成功
ホッと一息ついているところです。


全ての趣味や時間を捨てて寝ず食わず
死ぬ思いで泥のように毎日を過ごす。
これを「努力」と呼ぶのであれば、
大間違いと思いますね。


好きな言葉に
「no pain no gain」
があります。

痛みなくして得られるものはない。
といった意味です。


今回の私に例えて「痛み」とは何を指すでしょうか?


寝ず食わずの辛い毎日だと思う人がいれば、
大きな間違いです。
努力をしたことがない人だと思います。


逆に「得られるもの」とは何でしょうか?

犬を売ったお金
可愛い子供達との時間
周囲からの称賛
どれも違いますね。

さて、
皆さんお分かりでしょうか?

少し考えてみてください。

今回の私にとっての
No pain no gain
とはなんだったのでしょうか?

これが分からない人は、
「凡」

きっと、なんの取り柄もない
烏合の衆


どうでしょうか?
お分かりですか?




私にとっての「痛み」とは、

不安な気持ち
です。

上手くいくか、成功するか、
全く保証もない、
大失敗して負債をかかえるかもしれないし、
大好きな犬が死ぬかもしれない

細くてボロボロの
今にも崩れそうな
何も見えない真っ暗な道を
足を震わせながら
恐る恐る歩くような
そんな不安感こそが、
今回の私の痛みです。

寝れずだ食わずだ
自分の時間が無いだ
嫌な事を我慢しただ
こんな事は痛みとは呼べません。

そんな事は努力じゃない。

本当の痛み、努力とは、
もっと心の奥底から湧き上がってくる
自分の全てを賭けるような
ギャンブルにも似た不安感。


では、「得られるもの」とはなんだったのでしょうか?

少し難しいですね。

私は
「自信」
だったのではないかと思います。

スタートの段階では、
お金
名声
そんなところでした。

しかしゴールして成功してみると、
実際に得られたものは全然違くて

私は凄い
私はなんでも出来る
そんな自信でした。

形の無いものですが、
これは大きな武器。

ナイフをポッケに忍ばせているような口だけの奴とは違う。
戦場の第一線で銃を撃ちまくっているような、
命を懸けて戦える自信と覚悟。

この自信って
なかなか保てないモノですね。

こういう人って、
きっとなにをやっても成功するし
どんどん色んな事にチャレンジして
日々充実する素晴らしい人生が送れる。

No pain no gain
痛みから逃げているような者に得られるものはありません。

あなたも特大の痛みを伴って
楽しい毎日を送ってみてはいかがでしょうか