自己破産した父親が
生活保護を受けているらしい。
計画性のないヤクザが自己破産して老後に年金ももらえずドン底生活。
闇金ウシジマくんみたいな人生ですね。
僕は父親が嫌いです。
生活保護って、
三親等以内の人間に通知が来るんですね。
誰々が困ってるけど助ける?みたいな内容の。
初めて知りました。
毎日◯◯円だけあげるよーとか
毎週◯曜日だけメシ食いに来ていいよーとか
結構細かくチェック項目があって。
僕は全て不可
つまり、一切助けませんよ。というお返事を返送したのですが。
驚いたことがあって、
手紙が届く数日前に
何年も連絡すら取ってない疎遠な家族から連絡がありまして。
「手紙が届くから全て不可で返してだってさ」
だそうで。
だってさ。ってことは。
父親自身が
助けなんかいらねぇ
と言っているということなんですね。
ほほぉ
ほほほぉ
ほほほほほおおーーーー
意地張ったなぁー
さぞかし辛いだろうに
誰の助けもいらないと?
ほほぉ〜
自分の人生のケツぐらい自分で拭くと
なるほど
しかし、
ここで1つ疑問が生まれました。
「もしかしたら辛くないのでは?」
そうだとしたら、
なんとまぁ勝ち組
だって、
若い時から好き放題やって、
生活水準は下がったものの、
誰にも干渉されない必要最低限度の生活。
捉えようによっては、
悪くない。
むしろ、幸せかもしれない。
世の普通に縛られて、
やれ仕事だ
やれ年金だ
やれ世間体だ
やれローンだ
やれ子供だ
やれ普通はこうだ
そんなことに縛られて死ぬまで働くよりは
自分の好きな事だけやって、最後は人の目なんか気にしないで細々と暮らした方が
幸せなのかもしれない。
不毛に生きる人間のことを私はこう呼びます。
「生きてるんじゃなくて死んでないだけ」
父親もそうだと思っていたけど
自己破産して生活保護を受けていることが
不幸せとは限らない。
そんな疑問が生まれると、
1つの悟りが拓ける。
周りの目を気にしないで贅沢しなければ
人は幸せになれるのでは?
しかしこの領域は神の域。
とても30代の私には到達出来ません。
美味いメシを食って
友達と遊んで
たらふく酒を飲んで
いい女を抱いて
高いベッドで寝て
人より金を稼いで
好きなものを買って
周りに羨ましがられたい
人間なら至極当然の思考が
知らないうちに僕を生きづらくさせ不幸せに導いているのかもしれない。
感情に任せて
「全て不可」
と書き殴りながら
そんな事を思った私でした。